高級腕時計ブランドでみる時代の変化

時代はどんどん変化しています。この20年でも、どれだけのことが変わったでしょう。携帯電話はスマートフォンになり、もはやデジカメで写真を撮るよりも、スマホで写真を撮るようになりました。バスの回数券はなくなってカードに現金をチャージして利用するようになりました。スーパーのレジ袋は有料になり、会計もセルフでするところも出はじめています。また、電子マネーなるものも流行りだし、買い物するときも、貨幣で支払いするのではなく、カードで精算をするのが主流になってきています。会社の執務室への入退室にもセキュリティカードが利用され、帳簿もパソコンソフトで管理するのが当たり前になりました。そんなデジタル化社会の中、変わらずアナログで生き続けているものがあります。それが高級腕時計です。

時代がどんなにデジタル化しても、アナログ時計はなくならない。

高級腕時計として、有名なのは、ロレックスですが、これはいわずと知れたスイスの有名ブランドです。スイスのきれいな空気の中で精密機械を作り、正しい時間を教えてくれるその小さな機械は、何年経っても人気が色あせません。逆説的に考えてみてこれだけデジタル化が進んで、なんでもデジタルで片づけられるのに、どうしてそんな機械が人気なのでしょうか?それは、その精密さにあるでしょう。デジタルは確かに正確です。しかし、いつかは電池が切れて、使えなくなるというのが最大の特徴でしょう。最近では、エコドライブと言って、中にソーラー電池が組み込まれている腕時計もありますが、その時計の電池を生かし続けるためには、光に充てるという作業をしなければなりません。そして、そのソーラー電池にもやはり寿命があるのです。

機械式時計は電池交換がいらない

それと比較して、高級腕時計でよくあるのが機械式と呼ばれる仕組みの時計です。これは、時計の中にとても精密に作られている仕組みなのですが、いわゆるゼンマイ仕掛けになっています。電池で動くのではなく、中のゼンマイがカタカタカタカタ動くことで、毎秒毎秒の秒針が動く仕組みになっています。よくヨーロッパの古い映画などで、秒針がカタカタ動くシーンが映し出されますが、あのイメージです。それを現代でも通用するように、耐久性を上げてあの小さな腕時計の中に作り上げているから、値段が高いのです。しかし、このゼンマイ仕掛けになっているおかげで、耐久年数がとても長いということが特徴です。色んな時代が過ぎようとも、これからもこの高級腕時計の仕組みは引き継がれ、これからもきっと継承され続けていくでしょう。